あねもねママのブログ

ADHDの息子と私の人生

息子はなぜ不登校になったのか

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なぜ学校に行きたくないのかを息子本人に聞いても、あれこれ理由をつけ最終的には「全部嫌」と言います。

 

息子は二年生に進級したその日にADHDと診断されましたが、一学期は学校が嫌だと言ったことはありませんでした。むしろ楽しいと言っていました。

 

支援学級に在籍していて、国語と算数のみ別の教室で授業を受けています。少人数で集中できる環境であれば学習も理解でき遅れることもありませんでした。

 

他の教科は通常学級で、クラスの友達と一緒に授業を受けています。やはり大人数だと気が散りやすいですが当時担任からは「声掛けすればきちんと話を聞けるし、問題なく過ごしている」と聞いていました。

 

ではなぜ不登校になったのか?

母親の私から見て、思い当たることを書いていきます。

 

・一学期の後半に、通常学級の担任が産休に入り交代となる。

・同じく一学期後半、支援学級の担任が病気休暇に入る。後任が決まるまで一日通常学級で過ごすことになる。

・母親である私が、息子の発達障害のことを不安に思ったり、職場で慣れない仕事を任されたことにより精神的に疲れてしまう。それが息子に伝わった?

・夏休み終盤で足に怪我を負う。

 

これらが引き金になっていると思ってます。

 

まずは通常学級、支援学級と立て続けに担任が交代…国語と算数は支援学級で少人数での授業を受けていましたが、急に一日中通常学級で過ごすことになってしまいました。息子はそれに適応できませんでした。

 

ちょうどその時期、授業参観があり通常学級での息子の様子を目の当たりにして私は心が痛くなりました。授業に集中できずイライラしてノートもまともに書いていません。先生の話など聞いていません。

 

通常学級で過ごすことが、息子にとって相当な負担になっているんだと気づきました。それと同時に私は息子の「障害」とこれから先きちんと向き合えるのか?とものすごく不安な気持ちになってしまいました。

 

それまでは正直、まだ低学年だから落ち着きがないのは仕方ない、成長すれば通常学級で問題なく過ごせるだろうと思っていました。半ば息子にその気持ちを押し付けていた部分もあります。「来年から、支援学級卒業できるよね?」なんて声をかけてしまったり…

 

そんな私の不安が息子に伝わっていたことも1つの原因かと思います。

 

さらにフルタイムで働いていた私は、職場で新しい仕事を任されるようになり、プレッシャーも重なってだいぶ疲れていました。そんな私に息子は「ママ笑って!」とよく言ってました。私の表情が息子を不安にさせていたんだと思います…

 

夏休みの間は学童で、仲の良い友達も一緒だったので楽しく過ごしていましたが終盤に足を怪我してしまいました…全治1ヶ月。幸い歩行には影響なく痛みもあまり無いようでした。夏休み残り数日も学童で変わりなく過ごしました。

 

で、二学期の始業式の朝。出かける直前に「足が痛い」と涙目で訴えてきました…なんとか学校の玄関まで行きましたが「歩くと痛い、歩けない!頑張れない」と座り込んでしまったので仕方なく帰宅。

 

その時は、前日まで痛くないって言ってたのに…。包帯を留めているテープの当たりどころが悪かったのかな?なんて思っていましたが。その日から息子は、不登校傾向になっていきました…。

 

それから色々試行錯誤しなんとか現在、一日登校できるようになってきています。どんなことをしてきたのか、今後の記事にまとめていきたいと思います。