「学校自体が嫌なわけじゃないよね?」
二学期の始業式、足が痛いと言って出られなかった息子。翌日からは学校に行くことが出来ました。足に包帯を巻いていたので内履きではなくてサンダルでいいよ!と先生方が配慮してくださりホッとした様子。
しかしまた数日後「足が痛いから学校に行けない」と言い出しました。私は「もしかして…」と思って「学校自体が嫌なわけじゃないよね?」と聞いてしまったのです。息子の返事は「違うよ」…後々考えると、私のこの発言も不登校を誘発する原因になってしまったのかも知れません。
前々からよく「夏休み明けに不登校が増える」という報道を耳にしていたので、始業式の日に息子があんな状態になり「もしかして…?」と少し不穏な気持ちに。いやでも、今まで学校は楽しいと言ってたし…「そんなことはないはず」と思いたい自分もいました。
その後は、足が痛いからではなく
・体育が嫌だ(自分だけ見学だから)
・国語と、算数以外の授業が嫌だ(通常教室で受けるから)
・掃除が嫌だ(縦割り班で他の学年と一緒だから)
などの理由をつけて「学校に行きたくない」と言うようになりました。毎晩「明日にならなきゃいいのに」とも言っていて、とても悲しくなりました。息子はどれほど辛いのか…
そして朝になると暴れて泣きます。無理やり車に乗せて学校まで行っても、そこでずっと泣きながら暴れているので、どうしようもなく、休ませる…それが数日おきにありました。それでもなんとか学校に行ける日もありました。
普段は学童を利用していたのですが、登校しぶりが始まってから学童に行かずに帰りたいと言うことも増えてきました。まぁ、学校さえ行ってくれたらそれでいいと思い1人で下校させる日もありました。私はその時フルタイムで働いていたので帰宅が17時過ぎになります。それまで心配でしたが近所の友達と遊んだりして、楽しく過ごしていたようです。
ただ、家にいる時はイライラしたり癇癪が明らかに増えて、気持ちが不安定になっている…なので朝暴れるほど行きたくないという日は、無理やり行かせず休ませることにしました。私も仕事を休んでなるべく息子に寄り添い、このまま本格的な不登校にならないように…!!と必死です。
その時の対応が間違っていたのか、よかったのか、わかりません。が、今少しずつ元の生活に戻りつつあります。息子に合ったサポートをしてあげられるよう、日々勉強です。